シーンカード bd_isari1 — 絆イサリ① 「見張りの結び」
作成: 2026-07-04(別窓・物語設計) / 状態: 設計のみ・本文未執筆(執筆・実装はメイン窓)
絆ADV共通規則(01-guidelines§5): 関係変化+そのキャラの過去の断片を1つだけ開示。
イサリ絆=記憶回復の器(プロット§3)——回復した断片は必ず canon-log と info-matrix に記帳。
シーンID / 題
- ID: bd_isari1
- 題: 見張りの結び
- 章: 第三章帯域(Day14〜25)
- 種別: 絆ADV(イサリ1本目/全3本)
発火と実装先
- 発火トリガー: day18(実装可能な代用案・確定推奨) / 将来形: bond(isari, 30)※ハンドオフ§4: パーティ絆値はゲーム未実装のため、絆ADVはDayトリガーで代用する。bond移行時は「Day18以降かつ絆30」のAND条件を推奨(周回時の発火順序を保つため)。
- 実装先: scenes.js(STORY_SCENES へ追加・trigger: { day: 18 })
- あらすじ1行(全角35字以内): 縄の結びから、イサリの手が船の暮らしをひとつ思い出す
場面
- 場所/背景アセット: 浜の堤(bg_district_hama.png)※夜の灯し屋土間を避ける(ep02_2/ep03_2 と構図分離・dr01§1-1)
- 作中日時(timeline準拠): Day18・夕(満ち始め)
- 登場: イサリ f01→f02→f03→f01 / トモリ f01→f02→f04(モヤイは「声だけ」または遠景1行——立ち絵を出さない軽い同席)
- 視点(ナレ基準): トモリ(三人称一元・原則どおり)
- ボイス対象: トモリ行のみ新規収録(6〜8行に絞る設計)。イサリ・モヤイ行は未収録(コスト0)
物語設計
- GMC — 目標(Goal): 堤の補修の仕上げ(ep01_1でイサリが積んだ石に、縄の押さえを掛ける)を手伝う
- GMC — 動機(Motivation): 芯の契約(ep02_2)以来、トモリは「預けた」相手の役に立ちたい。センブリの伝言(dr03§1-4「傷を見せに来ん」)も気になっている
- GMC — 葛藤(Conflict): 縄を結ぶイサリの手が「勝手に」動く——戻りかけた記憶は、「視えたのに守れなかった」の影(船団)を連れて来ようとする。思い出すことは、こわい
- 事件 or 関係の不可逆な変化(1つ): 記憶の断片がひとつ戻る(見張り台の結び=船の暮らしの手業)。そして「思い出すのが、こわい」をイサリが初めてトモリにだけ言葉にする(=役割〈盾〉ではない、弱さの初共有。ep03_2「同じだ」の返礼になる)
- 引き(末尾の吸引): 「思い出すのは、こわい。……でも」——言い止め(02-prose-rules§3)。記憶回復への両価性を残して閉じる(2本目=F-5への静かな吸引。強い引きにしない)
脚本設計メモ(執筆時の設計指定・本文はメイン窓)
- 入りは動きの途中から: 夕の堤、イサリが縄を張っている。トモリが結び目を見て「それ、船の結びですか」——知覚(結び)→反応(手が止まる)→意味(思い出した)の順を厳守。
- 回復の瞬間は劇的にしない: 「——思い出した。見張り台の、結びだ。」+手が覚えている描写。頭痛の身体反応(ペルソナ§4「無理に思い出そうとすると頭痛」)は核心に近づいた時だけ1回置く(襲撃の像には絶対に踏み込まない)。
- 見張り子の誇りを1拍: 「眠らないのが、仕事だった。……いい仕事だった、と思う」——肯定形の過去を初めて言う(諦観からの半歩)。
- 子供が逃げる一拍(任意・推奨): 堤の下で遊んでいた子がイサリを見て走り去る。イサリ「……慣れてる」→トモリは何か言いかけて、言わない(言わないことで言う)。dialogues.js ホタル序盤の差し込み(dr03§1-5)と響き合わせる。
- モヤイの声(任意): 網を担いだモヤイが通りがかりに「娘っこ、縄の目がいい」とだけ。ここに F-2の前置きを1行だけ乗せる案(dr04§1 F-2): モヤイが去った後、イサリがぽつり「爺は、倅を沖で亡くしとると聞いた。……わたしを引き上げた網の、持ち主だ」。※名は出さない(PLOT_2§8-D)。info-matrix「モヤイの息子: トモリ○三章」の実体化。採用しない場合は info-matrix の当該セルを四章へ後ろ倒し(オーナー確認#3)。
- オキヨの飯(小道具・任意): トモリが沖凪亭の包み(dr03§1-1の「あの娘の分」)を持参して渡す——受け取り下手なイサリが受け取る画(芯の契約の余熱・「預かる」の練習)。
情報の出し入れ(info-matrix照合)
- 使ってよい確定事実: C-008(イサリの記憶欠落)/C-016(口癖の推移——ここでは「通さない」を使わない。温存中)/C-021(芯の契約成立)/C-022(断片の共有済み=「霧」の語が通じる仲)
- このシーンで開示する情報(→info-matrix更新):
- イサリの過去の断片回復①: 見張り台の結び・船の暮らしの手業(トモリ○/イサリ○)
- (5採用時)モヤイの息子の消息をトモリ・イサリが知る(○三章)
- 触れてはならない情報(格差・三部作禁則):
- F-5(渡り衆の探しもの)——絆2本目の凍結配置。本カードでは一切匂わせない
- 襲撃の像・襲撃者(PLOT_3§7-C: 最後まで戻さない)
- 唄(節・歌詞)——子守唄管理(PLOT_2§8-B)に近づくため本カードでは唄に触れない
- 器・預かり火(網)/芯守り(九章まで)
演出
- 使う五感(視覚以外を最低1つ): 触覚(麻縄の粗さ・締めた時の軋み)/聴覚(夕の満ち潮・杭を打つ音)
- 設計された反復: なし(「通さない」「だいじょうぶ」「半分こ」いずれも使用禁止——「半分こ」はho_ep03で打ち止め宣言済み・終章まで封印)
- NG表現(このシーン固有): 記憶回復のフラッシュバック演出(白光・走馬灯)/イサリの涙/「思い出せない自分」への自己憐憫の台詞(彼女は断定するか黙る)
- 一番安易な書き方(先にメモして避ける): 「結び目を見た瞬間に記憶が溢れ、泣きながら身の上を語る」→避ける(戻るのは手業ひとつだけ・感情は言い止めで)
表情プラン
- イサリ: f01(作業)→f02(手が勝手に動いた戸惑い)→f03(「思い出した」の一点)→f01(戻る)
- トモリ: f01→f02(イサリの怖さに気づく)→f04(引きの前・柔らかく)
- 切替は感情が動いた行のみ(02-prose-rules§8)
検査記録(執筆後にメイン窓が埋める)
- ☐ 第1段 check-scenario.mjs 違反0
- ☐ 第2段 視点・情報格差・timeline・口調 照合
- ☐ 第3段 20観点診断→リライト済み
- ☐ 台帳更新済み(canon-log / timeline / info-matrix / ボイスmanifest)