シーンカード ep00_s2 — 序章②「夜半の網」(書き直し版)
作成: 2026-07-04(別窓・物語設計) / dr06構成表: 序章S2 / 本文未執筆(執筆はメイン窓)
位置と発火(物語上のタイミング)
- 序章 2/5 — Day1前夜・夜半(引き潮の浜)
- あらすじ1行: 夜半の浜、モヤイの網に待った覚えのない獲物が掛かる
場面
- 場所: 浜(引き潮)
- 登場: モヤイ f01→f02 / (イサリ=倒れた姿のみ・表情なし)
- 視点: 例外宣言——トモリ不在のため情景ナレ(内心なし・見えるものと音だけ)。1シーン1視点の原則の例外はこのシーンのみ(序章の再宣言)
物語設計
- GMC: G=網を上げる/M=夜の網は待つのが仕事/C=待った覚えのない重さ——人だ
- 事件/不可逆変化: イサリの発見(物語の開始点)
- 引き: 灯し屋の戸を叩く音(場面転換の音で切る)
錨行(原文のまま置く)
- モヤイ「網にかかったもんには、最後まで責任を持つ。」——引き上げた夜に言わせる(旧本文ではDay2の台詞。書き直しでは「なぜ見ず知らずの漂着者を担いで走るのか」の理由としてこの夜に置く方が強い。以後モヤイの背骨の一句として反復管理)
ビート設計
- 音から入る。引き波・網の軋み。モヤイの手が止まる(重い——だが魚の重さではない)。
- 引き上げ。濡れた髪・細い火。「まだ火が残っとる。死んではおらん」。
- 独語は最小限に(モヤイは間で語る人)。錨行を一度だけ、担ぎ上げる動作と同時に。
- 浜を走る。夜の町の遠い灯り(=灯し屋の灯)を目印にする画で、場面を繋ぐ。
情報の出し入れ
- 開示: イサリの漂着(状態のみ——素性・記憶には一切触れない)
- 触れない: 襲撃・渡り衆(第三章以降+絆)/7年前の反復であること(構図で匂わせるだけ・言わない)
演出
- 五感: 触覚(濡れた網の重さ・冷え)・聴覚(引き波)
- 反復管理: モヤイの錨行=初出。「網は待つもんだ」の口癖はここでは使わない(Day2に温存)
- NG: モヤイの内心をナレで書く(情景ナレの縛り)/イサリの顔の美醜描写(火の細さだけを見る)
- 一番安易な書き方: 「まるで七年前の夜のようだった」とナレで言う→避ける(構図の反復は読者が三章で気づく仕掛け。ここで言ったら台無し)
想定字数・表情
- 約1,800字(このシーンは短く速く) / モヤイの表情替えは発見の一箇所のみ
検査記録(執筆後にメイン窓が埋める)
- ☐ 機械検査 / ☐ 照合 / ☐ 20観点+音読 / ☐ 台帳更新