シーンカード ep00_s3 — 序章③「火を分ける夜」(書き直し版)
作成: 2026-07-04(別窓・物語設計) / dr06構成表: 序章S3 / 本文未執筆(執筆はメイン窓)
位置と発火(物語上のタイミング)
- 序章 3/5 — Day1前夜・夜半すぎ(灯し屋)
- あらすじ1行: 消えかけた火に、トモリが自分の火を分けて繋ぐ
場面
- 場所: 灯し屋の土間(寝床を作る)
- 登場: トモリ f01→f02→f03 / モヤイ f02 / センブリ f01 / カヤ f01(言葉最少)
- 視点: トモリ(三人称一元)
物語設計
- GMC: G=少女の火を朝まで保たせる/M=いつか、誰かが自分にそうしてくれたように(内心1拍のみ)/C=センブリの薬と蝋の火では追いつかない——分けるしかない。だが「分ける」は身を削る行為(のはず)
- 事件/不可逆変化: トモリがイサリに火を分ける(命の接続=物語全体の第一因)
- 引き: 少女の指が、微かに動く
錨行(原文のまま置く)
- ナレ「迷いは、なかった。——いつか、誰かが自分にそうしてくれたように。」(現序章の良行を保持)
- トモリ「ぼくの火を、分けます。……大丈夫。ぼくの火は、たくさんあるから。——お願い、消えないで。」
- センブリ「焦るな、火はまだ保つ。」〜「あとは本人の火の力よ。」(処置の言葉として分割配置可)
ビート設計
- 運び込み。土間が急ごしらえの病床になる(手拭い・湯・薬——物で緊迫を作る。声は低く)。
- センブリの処置。「細い」の宣告。蝋の火を近づけても、胸の火は応えない。
- トモリが名乗り出る。周囲の一瞬の制止(火を分ける=身を削ることを、大人たちは知っている)——この制止があって初めて「分ける」の重さが立つ。カヤだけが止めない(静かに湯を沸かしている)。
- 分ける描写。手のひら・体温・灯りがひとつ揺れて、ふたつになる——具体的な作法をここで確定させる(以後全編この作法で統一。canon追記対象)。トモリは平気な顔をしている。※誰も口にしないが、モヤイとセンブリの目に「この子はいつもこうだ」という短い交換を1拍(「身を削る偉い子」の誤解=C-004を、誤解のまま画にする。真相には一切触れない)。
- 境目で留まる(センブリの錨行)。夜明け前の静けさ。引きの指先。
情報の出し入れ
- 開示: 火を分ける行為の実際(作法)/トモリが躊躇なく分ける子であること
- 触れない: 器・預かり火(網)/トモリが痛まないことの明示(C-004——「平気な顔」まで。理由・内実は絶対に書かない)/カヤが何を知っているか
演出
- 五感: 触覚(手のひらの熱)・嗅覚(薬湯)
- 反復管理: 「たくさんあるから」はこの場面の一度きり(乱発するとトモリの嘘が軽くなる)
- NG: 分ける瞬間の光の演出過多(静かな和の語り——灯りは「揺れて、ふたつになる」以上に飾らない)/トモリの自己犠牲の美化ナレ
- 一番安易な書き方: 「トモリは自分の命を顧みず〜」の献身ナレ→避ける(迷いのなさは錨行1行で言い切ってある。あとは手の動きだけ)
想定字数・表情
- 約2,000字 / トモリf03は「分ける」の一箇所だけ(ここぞの表情)
検査記録(執筆後にメイン窓が埋める)
- ☐ 機械検査 / ☐ 照合 / ☐ 20観点+音読 / ☐ 台帳更新