シーンカード ep01_s1 — 第一章①「堤の石」(書き直し版)
作成: 2026-07-04(別窓・物語設計) / dr06構成表: 一章S1 / 本文未執筆(執筆はメイン窓)
現ep01_1「帳面と石」の用事を継承し、よそよそしさの実景を足す。
位置と発火(物語上のタイミング)
- 第一章 1/5 — Day2・朝(浜)
- あらすじ1行: 働くイサリと遠巻きの街。モヤイが予言の記録を申し出る
場面
- 場所: 浜(堤の補修現場)
- 登場: イサリ f01→f02→f03 / トモリ f02→f04 / モヤイ f01→f02 / 浜の人々(モブ・遠景)
- 視点: トモリ(三人称一元)
物語設計
- GMC: G=堤の補修を手伝う/M=信じた責任——「できることから、ぜんぶ」の初日/C=街はイサリを受け入れていない(遠巻きの視線)。信は、まだふたりぶんしかない
- 事件/不可逆変化: 予言の断片が帳面に載る(検証の開始——信じない者の誠実という形)
- 引き: 帳面の日付。「あと、五日」
錨行(原文のまま置く)
- モヤイ「嬢ちゃんの言う百日を、わしは信じとらん。——だが、書き留めることはできるの。」
- イサリ「……七日目。高潮。三の浜の、網小屋が——流される。」(予言細部=凍結)
- イサリ「……笑われるのは、慣れてる。」「盾は、信じてもらえるまで、前に立つものだ。」
- トモリ「なら、ぼくは隣で灯してます。……笑われても、ふたりなら半分こですから。」(半分こ1回目)
ビート設計
- 音から(石の音)。癒えきらない体で石を積むイサリ。「動く。……寝ているほうが、痛い。」
- よそよそしさの実景: 浜の人々が遠巻きに見ている。手伝いに来た子供が、イサリと目が合って走って戻る。イサリは水平線を見る(「気にしていないふりが板についている」と書かず、所作でそう見せる)。トモリだけが隣に並んで石を運ぶ。
- モヤイの縄依頼(「いいのか。他所者に」の応酬保持)——遠巻きの街の中で、モヤイだけが「仕事」を渡す(彼の信の最小単位。心はまだ)。
- 帳面。錨行の応酬(信じとらんが、書き留める)。予言の言語化——イサリが言い淀みながら絞り出す(断片は「思い出す」のではなく「残っているものを読む」感覚で。頭痛は出さない・温存)。
- 「あと、五日です。」——トモリが数える。錨行の「半分こ」で受けて、帳面の日付の画で切る。
情報の出し入れ
- 開示: 予言の細部(七日目・高潮・三の浜の網小屋)が記録される/イサリの働く姿
- 触れない: 予言の根拠/イサリの素性(装具にモヤイが目を留める描写は可・言葉にしない)
演出
- 五感: 触覚(石の重さ・冷え)・聴覚(石の収まる鈍い音)
- 反復管理: 「半分こ」1回目(全編2回+終章のみ・管理表はdr06§1-2)。モヤイ「網は待つもんだ」はここで使用可(口癖の初出)
- NG: 街の人々に台詞で悪口を言わせる(視線と距離だけ——言葉の冷たさは一章S2の市場に譲る)
- 一番安易な書き方: イサリが陰口を聞いて傷つく表情をする→避ける(彼女は傷を見せない。傷ついているかどうかは読者に判定させる)
想定字数・表情
- 約2,300字 / イサリf03は予言の言語化のみ
検査記録(執筆後にメイン窓が埋める)
- ☐ 機械検査 / ☐ 照合 / ☐ 20観点+音読 / ☐ 台帳更新