シーンカード ep01_s2 — 第一章②「市場の耳」(新設)
作成: 2026-07-04(別窓・物語設計) / dr06構成表: 一章S2 / 本文未執筆(執筆はメイン窓)
新設の狙い: 「信じられないまま働く」の信じられない側を、トモリの耳で1回だけ画にする
(dr01指摘の摩擦不足への本体回答。以後の章はこの1回を目盛りに温度変化を測る)。
位置と発火(物語上のタイミング)
- 第一章 2/5 — Day3・昼(市場)
- あらすじ1行: 配達で回る市場。囁きと、オキヨの飯のあたたかさ
場面
- 場所: 市場→沖凪亭の店先
- 登場: トモリ f01→f02→f01 / ガラ / オキヨ / ウシオ(一言のみ) / 市場の人々(モブ・声)
- 視点: トモリ(三人称一元)
物語設計
- GMC: G=市場への蝋の配達を済ませる/M=日々の仕事(百日の備えは日常の上にしか立たない)/C=市場のあちこちで「例の話」が囁かれている——トモリは言い返せる立場にない(証はまだ無い)
- 事件/不可逆変化: 街の空気の現在地の確定(不信の実景)+オキヨだけが違うことの確定(協力の輪1番の初出)
- 引き: 「予言なんぞ」の声に、立ち止まり——言い返さずに、歩き出す(言わないことで言う)
ビート設計
- 市場の喧噪(台詞のテンポで出す・ナレ薄く)。ガラの店先——値切りの軽口(旧ガラ会話の質感を本文に昇格)。ガラは他所者の話題を商売の値踏みで語る(「銭の匂いはしねえなあ」——悪意ではなく商人の物差し。ガラなりの距離)。
- 囁きの通過: すれ違いざまの声を2つ(「他所者の言うことだ」「関わるなって」)。トモリの足が半歩遅れる——だが振り向かない。
- ウシオの帳場前。「これは灯し屋さん。本日の蝋、帳面の通りに。」の一言だけ(初登場は顔見せの一言に留める——番頭の本格登場は二章S4以降。数える人の気配だけ置く)。
- 沖凪亭。オキヨの飯。「顔が白いよ。食いな、話はそれからだ。」——問い詰めない人のあたたかさ(予言の話を一切聞かないのがオキヨの優しさ、と読める作りに)。帰り際「あの娘の分も、持っていきな。」(会話拡充案dr03の行を本文に昇格)。
- 引き: 帰り道の囁きにもう一度触れて、錨行なしで静かに切る(足だけが速くなる)。
情報の出し入れ
- 開示: 街の不信の質(悪意でなく警戒)/オキヨの温度(的中前から違う)
- 触れない: ウシオの疑い(まだ「数える人」の気配のみ)/イサリ本人(不在の場の噂だから痛い)
演出
- 五感: 嗅覚(市場の魚と塩・沖凪亭の湯気)・聴覚(囁き)
- 反復管理: なし(このシーンは癖を出さない=モブの声が主役)
- NG: モブの悪口を3つ以上並べる(2つで足りる。並べるほど嘘くさくなる)/トモリが泣く・怒る
- 一番安易な書き方: トモリが囁きに言い返して啖呵を切る→避ける(証がないことを本人が一番知っている。言い返さない悔しさが二章の的中を待つ力になる)
想定字数・表情
- 約2,000字 / 表情替えは囁きの一箇所だけ(すぐf01に戻す——日常の顔で歩き続ける子)
検査記録(執筆後にメイン窓が埋める)
- ☐ 機械検査 / ☐ 照合 / ☐ 20観点+音読 / ☐ 台帳更新