シーンカード ep01_s3 — 第一章③「潮を数える女」(書き直し版)
作成: 2026-07-04(別窓・物語設計) / dr06構成表: 一章S3 / 本文未執筆(執筆はメイン窓)
現ep01_2の用事を継承し、葛藤を足す(トモリの信じ方が観測者に一度否定される)。
位置と発火(物語上のタイミング)
- 第一章 3/5 — Day4・夕(桟橋)
- あらすじ1行: 桟橋で潮を数えるミオと出会う。信じる理由を、初めて問われる
場面
- 場所: 桟橋
- 登場: ミオ f01⇄f02 / トモリ f01→f03→f01
- 視点: トモリ(三人称一元)
物語設計
- GMC: G=市場の帰り道(通りがかり)/M=—(このシーンはミオ側が仕掛ける)/C=「どうして信じたの?」——理由を言葉にして、初めて他人に測られる
- 事件/不可逆変化: ミオとの接触(観測+1)+トモリの信じ方が「非合理」と裁定されること
- 引き: 「観測は、多いほうがいい。」——読めない女がひとり、勘定に加わった(静かな引き)
錨行(原文のまま置く)
- ミオ「七つ数えて、ひとつ揺れる。……この街の潮、教本と合わないのよね。」
- ミオ「わたしは信じない——読めないものは、信じない主義なの。」
- ミオ「——読める形になるなら、話は別でしょう?」
- トモリ「(……ふしぎな人だ。でも、いやな揺らぎは、しない)」(直感・このシーン1回のみ)
ビート設計
- 数える立ち姿から(動きの途中)。錨行の観測の独語→名乗り(「ミオ。潮見の。……通りすがりの、ね」)。
- 「あなたが、例の灯し屋さん?」——市場の耳(S2)と繋がる(噂は桟橋まで届いている)。
- 新設の葛藤: ミオ「どうして信じたの? 証も、根拠もないのに」。トモリが共感の理由を言う(序章の言葉を自分なりに縮めて——「思い出せなくても、伝えたいことがある人を、知ってますから」)。ミオ、数拍の観測。「……非合理ね。」——ばっさり。トモリが言い返せない間(ここが今シーンの底)。
- ミオが続ける——「でも、記録はしておくわ。非合理が当たるなら、わたしの教本のほうが間違っているもの」(錨行「読める形になるなら〜」に接続)。否定と登録が同時に来るのがミオという人(冷たさと公正さの同居)。
- 「七日目の高潮。わたしも読ませてもらうわ。」細かい字の帳面。直感の錨行(モノローグ)。夕の潮がひとつ揺れて、切る。
情報の出し入れ
- 開示: ミオの存在と主義(読めないものは信じない)/観測がひとつ増えた事実
- 触れない: ミオの本命(トモリの火の観察)/潮見の家の事情(絆1=bd_mio1で断片、全容は七章)
演出
- 五感: 聴覚(夕の潮・桟橋の軋み)・視覚(細かい字)
- 反復管理: 直感「いやな揺らぎ」=本作1回目の使用(1シーン1回・乱用禁止)。ミオ「〜のよね」「でしょう?」の口調はcharacters.md厳守
- NG: ミオが微笑む・打ち解ける(距離のある丁寧さのまま)/トモリが言い負かす
- 一番安易な書き方: ミオが「面白い子ね」と気に入る→避ける(彼女が登録するのは「非合理な変数」であって「好ましい子」ではない。好意の解禁は遠い)
想定字数・表情
- 約2,200字 / トモリf03は信じる理由を言う一箇所
検査記録(執筆後にメイン窓が埋める)
- ☐ 機械検査 / ☐ 照合 / ☐ 20観点+音読 / ☐ 台帳更新