シーンカード ep02_s4 — 第二章④「潮見の目」(新設)
作成: 2026-07-04(別窓・物語設計) / dr06構成表: 二章S4 / 本文未執筆(執筆はメイン窓)
新設の狙い: 的中の「なぜ」を観測者の目で残し、四章(勘定の合わない火)への糸を二本張る
(ミオの学術的興味/ウシオの数える癖)。不穏の二重奏——ただしどちらもまだ悪意ゼロ。
位置と発火(物語上のタイミング)
- 第二章 4/5 — Day10・夕(桟橋)
- あらすじ1行: ミオは浅くなった理由を、ウシオは芯の出を、それぞれ数えている
場面
- 場所: 桟橋(夕)→帳場の前(短く)
- 登場: ミオ f01⇄f02 / トモリ f01→f02 / ウシオ(一言・数える人)
- 視点: トモリ(三人称一元)。ミオの内心は書かない(dim不使用——序章限りの約束)
物語設計
- GMC: G=遠征帰りの通り道/M=—(仕掛けるのはミオとウシオ)/C=ふたりの「数える人」に挟まれる——どちらの数字も、トモリには読めない
- 事件/不可逆変化: ミオの関心が「潮の異常」から「なぜ浅くなったか」へ進む(検証者から探究者へ・七章の転向の遠い始点)
- 引き: ミオの帳面に、新しい頁が起こされる(何の頁かは見えない——静かな不穏)
ビート設計
- 桟橋。ミオが的中後の潮位差を測り直している。「読みより二尺。……そこまでは、読めた。視えたほどじゃなかったのは——なぜかしら」(独語に近い問い。誰にも答えられない問いを置くのがこのシーンの用事)。
- トモリへの質問——イサリの「視る」について(いつから視える・どう視える)。トモリは答えられない(本人も知らない)。ミオ「……観測対象が、増える一方ね」(照れでも冗談でもなく事実として)。
- 帳場の前を通る帰り道。ウシオの一言——「灯し屋さん。此度のひと潮、芯の減りがようございますな」(褒め言葉の形をした計測。トモリは礼を言っていいのか分からない顔)。※ウシオの「問い」級の台詞はまだ遠い(八章)——ここは帳面の癖の気配だけ。
- すれ違いざま、ミオとウシオの視線が一度だけ合う(会釈も言葉もなし)——数える者同士が互いを認知する画(四章の探り合いの予約)。
- 引き: ミオが帳面に新しい頁を起こす手元(遠見)。題は見えない。夕の潮がひとつ。切る。
情報の出し入れ
- 開示: 「なぜ浅くなったか」が誰にも説明できない事実(未来可変の裏の謎)
- 触れない: ミオの本命(トモリの火)——新しい頁の中身を明かさない/ウシオの疑いの内容(勘定の言葉にするのは四章以降)
演出
- 五感: 視覚(夕の光の測量・帳面の細かい字)・聴覚(算盤の音を帳場の前で一瞬)
- 反復管理: ミオ「観測」系語彙の統一。ウシオは慇懃語のみ
- NG: ミオとウシオを会話させる(まだ早い——視線だけ)/不穏を音や影で演出する(日常の明るさの中で数えられている、が一番怖い)
- 一番安易な書き方: ミオが「あなたの火、変よね」と直接聞く→避ける(四章の先食い。この帯域の上限は「観測対象が増える一方ね」まで)
想定字数・表情
- 約2,200字 / ミオf02は「なぜかしら」の一箇所
検査記録(執筆後にメイン窓が埋める)
- ☐ 機械検査 / ☐ 照合 / ☐ 20観点+音読 / ☐ 台帳更新